精神障害者ホームヘルパーを介護保険でも

 先日、全国精神障害者家族会発行の月刊誌「ぜんかれん」に、ある精神障害者ホームヘルパーの手記があった。この方は、「ヘルパーが手や口を出しすぎて、自立を妨げないように、できるだけ本人の自己決定を尊重するように」心がけているという。ご自分も、統合失調症という立場で、経験を生かしてのヘルプの仕方に、これこそ我が家に必要なヘルパーなのだと思った。
 今、我が家に去年7月から来てもらっているヘルパーは、介護ヘルパーなのだが、母の病気について、いくら説明しても理解が得られなかった。たとえば、母の場合、なにもやる気が起きなくなり、マイナス思考になるときがあるが、そのときでも、なるべくいろいろと話をして、気分を変えさせて、いっしょにできることはやらせることが、本人のためなのである。それを「かわいそうだ」といって、すべてヘルプしてしまう。私は、その都度、これではかえって症状が悪くなると言っても、理解されない。
 先月、もうひとりの1級ヘルパーの人に入ってもらい、その接し方のあまりにも違うことに、毎回驚かされた。1級ヘルパーは、病気を理解し、根気づよく、母の気分をほぐして、うまく対応してくれている。
 介護保険でも、できれば、母のような精神障害者の場合は、それに対応できるヘルパーの利用ができるようにしてもらえれば、家族の負担が軽減されるのにと思った。