テレビで、「明日の記憶」の放送があったので、観てみた。
母は、統合失調症なので、それと、比べながら、物語を観ていた。
アルツハイマーという病気について、この映画からだと、十分にわからない面があるのではないかと思った。ひとりひとり、症状が違うし、環境もちがう、家族構成も違うからだ。
私自身、母と同じ病気の人たちとは、だいたい同じ経験をしてきたのではないかと、ずっと思っていた。
しかし、家族会に入り、まるで、違うということがよくわかった。数年前、母のことで、八方ふさがりになったときに、参加したが、解決の糸口すらみつからず、逆に、家族会でも、だめなら、あとはどこへいけばいいのかと悩んだ。
大分たってから、考え方を変えることにした。
受身になっていては、だめだと。自分ひとりでは、立っていられないほどの状態になると、誰かに、「答え」を言ってほしくなる。でも、「答え」は、自分でみつけるしかないのだと。
それでは、家族会なんて、いらないのかというと、そうではない。自分が主体となって、他の人たちから「参考」になることを自分で集め、少しずつ、今の状況を変えていくしかない。
一度に、全部かわらないのだから、あせらない。人と比べたりしない。
比べるならば、昨日の自分と今日の自分で、「進歩」したか比べる。そういうことの繰り返しを、半年一年続けたとき、ふと、「ああ、ずうぶん、よくなったな」と振り返ることができる。
映画をみていて、もし、これが、統合失調症のことなら、もっとはっはりといえるのだが、実際の人の実体験が感じられなかった。ほんとは、あんなものではないのではないのかなと思ったのは、私だけかしら。