[ディサービス記9/4]
すっかり、生活の一部のようになってしまったらしく、母は今朝も、元気に起きて、全部ひとりでやって、迎えの車に乗ってディサービスに出かけた。
ディサービスに行った日は、やはりいつもよりも体を動かすので、疲れるらしい。
母は夕食後、長風呂に入り、そのあと、自分の部屋に入った。
私は、夜11時半ごろ、そろそろ寝ようと、下に下りて、片付けをして、ついでに母の部屋の消灯やエアコンのスィッチを確認しようと、母の部屋をのぞいた。
部屋には、電気がまだついたままで、エアコンは止められていた。ふと、母をみると、なんとへんな格好をしていた。
布団の上に、頭をまくらにつけて、土下座しているのだ。近づいて、肩をたたいたが、ぴくりともしない。声をかけたが返事がない。
息は、しているようだから、どうも、寝てしまったらしい。
母を起こすと、「あら、どうして私こんなことしてるの」と寝ぼけ眼で言った。
こっちのほうが、聞きたいが、「早く、横になって寝てね。もう、遅いから」と言ったら、ぼーとしていたが、大きくうなづいた。
そのあと、私は洗面所で歯を磨いた。母が起き出して、トイレに入る。ふらふらしいて、寝ぼけているようだ。
歯を磨いたあと、私は、二階にあがり、着替えたり、寝床を整えたりしていたが、母はまだトイレから出てこない。「まさか、トイレで寝てるのでは?」
再び、一階におりて、トイレを覗くと、ようやく出てくるところだったので、安心した。
あの土下座ポーズは、幻聴があると、よくやっているので、私は、それほど驚かなかったが、まさか、あのまま寝てしまうとは。夜は、睡眠薬も飲んでいる上、昼間運動したから、疲れていたのかも。(笑)
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