先日、月一回の定期訪問に訪れたケアマネさんと、今の介護の現状について話し、現場の話をいろいろと聞いた。
介護保険の見直しのあと、介護認定が厳しくなり、かなり多くの利用者が介護1にふりわけられた。「介護予防」でも、月二回まで、ディサービスは受けられるという建前だが、事業所では、赤字になるため、現実は、月一回の利用となるらしい。
つまり、赤字覚悟で受け入れるところは、ないのに、制度だけが先行してしまったというのが現状らしい。
ケアマネさんひとりの担当の人数の制限もあり、それをひとりでも越えて担当すると、収入が減るため、現実ではできない。しかし、今でも、ケアマネさん不足なのに、たとえば、ひとりやめる方があると、その人の担当の分をどうするか。それは、制度上まったく考慮していない。
そうすると、「ケアマネ難民」ということが今、現場では発生していて、問題になっているという。
ケアマネさんの仕事にしても、書類が煩雑で大変だ。確かに、担当数をきめることで、ケアが行き届くという考えも正しい。しかし、問題は、ケアマネさんの数が足りない現状をまったく考えていないということだ。
また、「介護予防」のケアプランも、決して、事務量が減るというのではないのに、報酬が半分以下ということで、現実には、引き受ける人がないのだ。
先日、NHKで、こうした中で、利用者と家族が役所に自分でケアプラン立てるので、いろいろと教えてもらっていた場面があったが、あの書類と手間の多さには、閉口した。私でも、よほど、体力と暇がなければ、やれない。これを利用者が自分でやれるのだろうか。
なんだが、予算の削減ばかり先行して、介護保険はなんのためにあるのか、だれのための介護保険か、まるで、人を物のように扱っているなと思った。
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