時々自分の世界にいる母


[ディサービス記10/9]

  今日は、気持の良い秋晴れだった。母は、晴れの日はきちんと同じ時間に起きて、ひとりでトーストと牛乳の朝食をとるようになった。それから、最近はほとんど忘れずに食前の糖尿病の薬と食後の精神科の薬を飲むようになった。(但し、私は必ずチェックはしている)
  それから、9時25分ごろにディサービスの車が来るまで、着替えて待っている。しかし、その後、自分の世界に入る(幻聴)場合があるので、迎えの車が来ても、チャイムが鳴っていても気がつかないことがある。
  今朝も、だめだった。一回軽く呼んでも、だめだったので、部屋に行って、「もう、来たよ」と大きな声で言って、はじめて気がついた。
  こういうところは、やはり普通のおばあさんたちとは、違うなとつくづく思う。
  夕方、帰宅したときも、車中のおばあさんは、にこにこと手をふっていたが、母は、淡々と振り向いて、おじきをしただけだった。これだけの差があるのだと改めて感じた。
  とはいえ、母は確かに一年前とは違う。帰宅後、私が話しかけると、にこにこしたりするからだ。ただ、まだ感情表現が乏しいのは、確かだが。

[クリニックに通院10/10]

  今朝、母を連れてクリニックに行った。たいへん混んでいて、二時間待ちだった。
  母の場合、じっと順番を待つのは、つらい。いつもならば、途中で席を立ったり坐ったりをしたり、ぶつぶつとひとりごとしたりする。私も、覚悟はしていたが、すこし、あくびをしたり、椅子にすわった姿勢でうつ伏せたり(拝んでいるみたい)したが、その他はがんばって待っていた。いいほうだ。
  診察の結果、血糖値は横バイ。まぁ、母は食欲あるから、これ以上は減らせそうにないので、そう伝えた。ただ、間食はしていないので、その点は評価してもらいたいと思った。また、すこし膀胱炎になっていた。まだ、痛みなどの症状はないので、これは、本人によく水分をとるようにという指示があった。
  先生には、訪問看護の指示書を書いてもらっていて、「訪問看護」の様子なども聞かれた。母の場合、きっかけは床ずれだが、ディサービスへは、週一回しかまだいけないので、訪問看護は欠かせないと話した。やはり、運動不足もあって、糖尿のほうも、ゆっくりしか改善しないだろうから。
 
 

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