母の床づれ

 母は、一年ほど前に、ひどい床づれで、お尻の尾てい骨のあたりの皮がやぶれ、出血した。傷は、深く、やっと薄皮が再生したものの、いつも寝ていると当たるので、普通の肌色の皮膚にはもどらないままだった。
 それが、先週また出血し、下着やシーツまで血で染まった。本人は、そこが見えないということもあり、違和感はあったものの、私が下着に血がついているのを見つけるまで、気がつかなかった。
 すぐに手当てをしたので、傷口からの出血もすぐに止まったのは、幸いだった。さもなくば、また、傷がふさがるまで大変時間がかかるのだ。その間は、医者に通い、風呂も入れない。
 いくら口で説明しても、痛みがないとたいした傷とは、認識できないので、携帯電話のデジカメで床づれを撮影して、見せてあげた。本人は、「こんなにひどいとは」と驚いていた。まだ、床づれのところは、赤い薄皮の状態なのだ。
 うちの場合は、寝ている時間は長いが、姿勢を変えることは可能だ。ほんとに、体の不自由な人は、もっとひどい床づれをおこすのだろうから、大変だと思った。
 
 

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