積極的に水分はとらないようだ


[ディサービス記10/23]

  今日は、雨。やはり、いつもよりも、起きるのも遅く、食事も倍の時間をかけていた。
動きも遅く、表情もない。それでも、ディサービスへは、行く気で、持っていくものをちゃんと出していたし、食事のあと、着替えもした。
  迎えの車がくると、自分から玄関を出た。

  夕方、帰ってきたとき、やはり、車中の人たちから手を振ってもらい、母も振り返って、手を振っていたので、安心した。このごろ、周りとのコミュニケーションは、かなりよくなっている。
  今日の出来事を聞こうと、母に話しかけたら、口がからからで声がかすれていた。どうも、自分から水分をとろうとしていないらしい。
  「口がかわいているんでしょ?」と聞いても、「乾いてない」といいつつ、生唾をのんでいる。「おやつの時間にお茶のんだから」という。おそらく、帰宅する一時間ぐらい前のことだろう。
   母は、集団の中にいると、まわりと同じことをしていようと強く思うので、のどがかわいても、自分から言わない。一応、ディサービスの人には、お願いしているが。
   母に、水を飲ませて、しばらくして、「ちょっと、口は渇いてたわ」といった。やっと、本音をいいだした。
   母とは、長いつきあいなので、私は、母の本音と建前(むしろ、思い込み)の見分けがつくが、他の人にはできないだろうと思っている。「思い込み」といっても、自分からそう思い込むことで、安心するからやるのだ。普通の意味での、「思い込み」とは違う。
   こういうところは、精神障害者特有の行動だと思う。だから、はじめのうちは、「ウソ」をつくのだと誤解してしまうが、それは、まちがい。それが、病気なのである。

[クリニックに通院10/24] 
 
  今朝も、雨だった。母とクリニックに行った。
  血糖値は、相変わらず、横ばいだが、ヘモグロビンの値は、また、下がっていたので、先生は、「この調子で、けっこうですね」とのこと。
  今日、母はいつも家ではいているジーンズをはいていった。先生が、聴診をしていて、それに気づいて「おっ、若いですね」といった。
  「ジーンズは、しっかりと腰を包むので、いいんですよ」とのこと。母は、聞いてなかったようだ。どうも、まだ、先生との意思疎通はしてないようだ。
   その他、良好で、膀胱炎も、あまり心配しなくてもいいとのこと。雨で、患者も少なくて、待ち時間も短く、ラッキーだった。
   家にかえってから、「コーヒー飲む?」と母に聞くと、とたんに満面笑みになった。あとは、にこにこして、おいしそうに飲んでいた。それを見ていると、ずいぶん変わったなとしみじみ感じた。
 
 

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