以前から、気になっていたが、やはり、母の背骨は曲がっている。
少し前まで、まだ、立っているときに、背を伸ばすことが出来たのに、それも、今はしんどいらしい。だから、立っていても、頭は下を向いてしまう。
壁にかかっている時計を見るときも、まず首を横にして、上を向いて見る。つまり、まっすぐに頭を上げてられないらしい。
毎日、部屋にいるときは、正座で坐っていても、目は常に下を向いている。外の景色も見ないから、どんどん背が曲がる。
もう、この数ヶ月、ほとんど毎日、見るたびに、「頭をあげて」といい続けた。いろいろと話もした。体に悪いことも。その都度、「わかった」といい、ほんの数分すると、もとのもくあみだ。
「どうすれば、いいのか」看護とも相談したが、まったくいいアイデアはない。その上、私以上に、看護のほうは、母には遠慮がちになっているので、注意しても効果なし。
母の場合、自発的にこうする。ということが、出来ない。まわりがなにか妙案を思いつかないとだめだ。
たとえば、「私がいなくても、頭をさげてばかりはだめよと、思い出してね」と頼んでいても、まったく覚えていない。
それで、今は、一日一回は、母と背中伸ばしの体操をする。ソファに坐って、首を背もたれに倒し、背筋を伸ばすのを、数分間やってみる。
その姿勢を「覚えて」もらって、普段でも、下を向かずに、坐ったときにそうしてもらう。
今のところ、私がいるときだけだが、ぜんぜんなにもしないよりは、いいらしい。
本人も、背中を伸ばすほうが、気持いいと認識すれば、少しずつ、一人でもやるかもしれない。何ヶ月か、かかるが。
昨日、ケアマネさんから、今月、ディサービスと看護と、みんなで、家でミーティングしたいという申し入れがあったので、了承したが、以前にもやったが、たいして効果はないと思う。結局、家族が動かないとなにもできないと思うから。