看護学生の受け入れ



  去年、うちの訪問看護のほうでは、看護学生の実習の受け入れをしはじめた。
  うちも、頼まれて、当時の看護士さんも、母によくしてくれたので、感謝の意味もあり、何回か受け入れた。
  訪問看護の際に、学生さんも同席して、いっしょに看護をするというものだ。
  はじめは、回数もすくなく、間隔もあったのに、いつのまにか、どんどん多くなった。
学生さんも、単位をとるのに、実習先をさがすのが、大変なのだということも聞いたし、「仕方ないかな」と思っていた。
  なにしろ、当時の看護士さんは、母とはコミュニケーションがとれていて、私よりも、看護士さんの話を聞くぐらいだったからだ。
  その看護士さんが、去年の夏にやめられ、後任の人が来た。やはり、思ったとおり、母は、なかなか心を開かない。また、私も、はじめは、早くなじめるように、いろいろと家庭での様子などを話していたが、どうも、前の方とは、違って、わかっていない様子だった。
  そういう状態なので、「当分は、学生の受け入れは遠慮します」と申し入れた。その人も、「自分も、まだ慣れないので、そうします」と言った。

  あれから、半年以上たち、母とは、前よりもなじんだが、やはり、距離があるようだった。
  そんな状況で、今週の訪問の際、帰り際「今度、学生さんを連れてこようと思っているのですが」という。
  私は、内心「むり」と思い、「母が下ばかり向いていて、とても、交流できないと思う」とやんわりと、断った。ところが、向こうは、「わかりました。学生さんに聞いてみます」といって、帰っていった。
  「どういう意味なんだろう?」と考えこんでしまった。学生さんの意向が優先なのか?こちらは、「だめよ」と言っているのに、わかってないなと思った。
  誤解されたままだと、来週「学生がいいと言った」として、連れてこられたら困る。
  それで、今日、訪問看護ステーションあてに、メールを送り、きちんと「お断り」をした。

  最近、介護サービスのために、こちらがサービスしなくてはならないことに、矛盾を感じているところだ。
  母は、相変わらずなので、毎日、私は、いっしょに体操をし、背中をマッサージしたりしている。おかげで、母のむくみは、解消した。
こういう話をしたら、「家族がこんなにしてくれて、幸せね」と母に言っていたが、看護はそういう感想しかないのかと思った。こちらの負担は、増すばかりなのに。
 
 

コメント

新米さんだと不安ですし、医師や看護師さんにも経験が必要と分かっていても、うちに?という気持ちは分かります。事前確認なしで、訪看では、研修医を連れてきました。同行しています。というメモがあることもしばしばです。
先に言ってくれよといつも思いますね。





タケノコさん
 私も、必要性は、感じているので、一度は了承しましたし、何回か受け入れました。
 でも、連れてくるベテランの看護士は、時間的な余裕がないらしく、うちの母の病状とかを予備知識として教えていないらしいことがわかり、とても不安になりました。
 学生にしたら、単位をとるためだけにくるのだから、患者への影響は関係ないのでしょうけど、こちらは、お金払って、看護に来てもらっているのだから、納得できないわけです。
 病院内の研修とは違うから、精神の場合、影響が出て、対応に困るのは、家族なんですよね。
 そういうようなことを看護ステーションにはメールを出して、お断りしました。
 やり方が、患者側にたってないのが問題だと思います。

 

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