私は、夫に言わせると「瞬間湯沸かし器」だそうである。
何に対しても、熱が入りすぎるらしい。また、特にほかにいろいろと用事をかかえていたり、ストレスで疲れていると、短気になる。
私が、母とぶつかるのは、記憶があいまいとか、なにかを忘れたからというよりも、例のへんな「こだわり」のためが多い。
たとえば、便秘薬にしても、いちおう、毎日夜、就寝時に飲むようになっているが、昼間、下痢したのに、「先生からもらった薬は、絶対飲む」といって聞かない。「下痢しているのに、下剤を飲む人がいるの?普段便秘だから、先生が出してくれているよ。下痢の時に、飲む人はいないでしょ。」「でも、飲みます。」「体に悪いことをなぜするのよ。バカ」という調子で大げんかする。
夫は、最後に母に「娘のいうことをきけよ」とひと言いうと、なぜか婿さんを立ててうなづく。
このほか、妄想で「私の下着がなくなった」といって、私に罪をなすりつけるときなど、こっちも疲れているのに、かまっていられない。でも、しつこい。それで、ケンカする。夫がいなければ、私が二階に姿を消すと、しばらくして、母は、もうすっかり忘れている。
ただ、最近は、看護士さんがいて、薬のことを説明してくれるし、へんな妄想もすくなくなった。それと、母は、けんかしても、ストレスにならないらしく、すぐに忘れる。(精神安定剤のおかげか?)私のほうが、けんかするとあと味が悪い。自己嫌悪に陥るので、なるべく、母とは、けんかしないようにしている。
最近は、このような時は、ホワイトボードに書いて、会話すると、わりと冷静でいられるので、そうしている。
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