床ずれ予備軍

 医師から、「もう、いいですよ」と言われた母は、床ずれは完璧に治り、以前のように毎日寝て暮らしても、また悪くなることはないと信じきっているようだ。
 あれから、私も、時々注意したし、訪ねてきたケアマネも、注意したが、決まって「先生は、もう治ったといいました」という一言が返ってくる。そのあと、私も、ケアマネも、同じところにまた出来るからと説明しても、どうも信じていないらしい。
 先週、訪問看護にきた看護士さんに、床ずれのところを見てもらうと、やはり、赤くなってきていた。母は、その場では、看護士さんの言葉に耳を傾けているようだったが、その後は、また忘れているかようだった。
 しかたないので、デジカメで患部を撮影して、母に見せた。すこし、予想外で「赤くなっているねえ」と言っていた。もちちん、その時も、今後は注意すると言っていたが、あまりあてにならない。
 患部が、見えないところにある上、ぜんぜん痛くないから、忘れてしまうのだろう。そもそも、床ずれってどうしてできるのか、さんざん説明してきたが、本人はわかってないのかもしれない。
 関心が薄いと、この調子なので、これから、毎週看護士さんには、患部を見てもらうことにした。関心をもってくれるといいが。
 
 

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