母は、すっかり慣れた様子で、朝ひとりで起きて、食事をすませ、着替えたあと、部屋で待っていた。ただその後、少し幻聴があり、ひとりごとをしゃべっていたので、何かさせるほうがいいので、声をかけて、着ていく外套などを出しておくように言った。
表情は、いつもの朝とかわらず、無表情だが、迎えの時間が近づくと、部屋から出て来て、リビングで待った。ただ、ソファに坐ったままだと、また、自分の世界に入るので、「車がくるから、窓の外を見ててね。」と言って私は、しばらく他の部屋で家事をしていた。
迎えが来ると、私よりも早く玄関を出ていく。なかなか意欲的だなと思った。
夕方、帰ってから、いつものように一日の様子を聞く。
「お昼は、なにを食べたの?」
「お魚が出た。」というので、「先週と同じね」と聞くと、「ちがうわね。何食べたかな。あ、野菜だった」とのこと。どうして、毎週、まず「魚」というのか、不明。
午前中の体操も、ちゃんとやったというし、午後は、大正琴の伴奏に合わせて、みんなで歌をうたった。今日は、はっきりと、覚えていた。大正琴の先生は、年上のおじいさんとのこと。
帰ってくると、私との会話のやりとりも、非常に早くなる。いつもは、返事があいまいだったり、遅かったりしているのに。
今のところ、この効果は、一日かぎりで、その他の日は、寝てばかりですが。
トラックバック
http://keikamaru.blog35.fc2.com/tb.php/56-2413575a