七月から訪問介護ヘルパーを利用して、満4ヶ月たった。
母は、私が付き添って、毎月一回精神科に通院している。この4ヶ月間を振り返ると、わずかながら小さな変化がみられた。
七月。まだ、介護ヘルパーを利用してまもなくのころ、母には特に変化はみられなかったものの、主治医の意見は、「とにかく、ヘルパーを受け入れたことはいい兆候だ」とのことだった。
八月。主治医とは、簡単なやりとりだけで、特に自分から病状について述べることはなく、いつもどおり私が日常生活の様子などを説明した。しかし、このころから、よく眠れるようになり、またひどい妄想はなくなった。
九月。主治医とのやりとりは、特に変わりないが、表情がよくなり、また、私と医師との会話に耳を傾けていることがわかった。以前のような、うつろな表情がなくなったことに、主治医も「いいですね」と評価していた。
十月。いつもの主治医との問診に、積極的に自分から病状を報告していた。言葉数は、多くはないが、以前のように「普通です」というようなあいまいな答えではなく、「夜は、よく眠れます。あまり、幻聴もきこえません。体のほうは、普通です」というようにすらすらとしゃべったのだ。これは、日頃ヘルパーさんとよく話をしいるためで、「薬ではなく、こういう形で病状が改善するのが、一番いいですね。」と主治医が言っていた。
確かに、ヘルパーさんとのやりとりは、試行錯誤で一進一退というところもあったが、一ヶ月単位でみると、母の病状にはたいへんいい効果をもたらしていたことがわかった。
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