汚した時は、言ってほしい

  [訪問看護記7/26]

  暑い日なので、母はもっぱら室内で、いつもの健診のあと、糖尿病について、看護士さんから、詳しく説明してもらっていた。
  看護学生さんの実習も今日で終わりということで、どうでしたかと私に感想を聞かれましたが、やはり、私としては、母の反応が一番正直だなと思った。いろいろと話かけてくれたが、ほとんどわかってないのに、うなづいていたようだったし。一方、いつもの看護士さんの一言一句は、母にはしつかり伝わっていた。
  ただ、そういうことは、いえないので、「いつものと違う方に接して、よかったのではないでしょうか」とだけ言った。いい看護士さんになってほしいので。
  
  [朝からばたばたしていた母7/27]

  今朝、6時すぎに、母が起きる物音がした。一階の母の足音が聞こえ、外に出て、また、戻ってくる音がした。
  私は、いつものように7時すぎに下におりて、母に「外に出てなにをしてたの?」と聞いた。
  「外に出てないよ」
  「玄関のロックが外れているよ」この押し問答のあと、私もいいかげんあきらめたころ、母が「パンツ汚したから、外で洗ったの」と言った。
  いつも、外の散水栓でパンツ汚したら洗っているので、「そう」といって、私は、洗面所に行った。
  顔を洗おうとして、ふと、足元のマットを見ると、茶色のしみがついていた。間違いなく、ウンチだった。拭いたあともあり、ちり紙がくずかごに入っていた。
  それで、母に問い詰めると、どうも、昨日の夜、風呂あがりに、ぽろっと落ちたらしい。そのまま、だまっていたのだ。
  叱られると思ったのは、よくわかるが、私が知らないで、踏んづけて、あちこちを歩き回ったら、家の床が汚れるので、「黙っていて、良いことと悪いことがあるんだからね」と母には言っておいた。

  そういえば、以前も、トイレで粗相して、自分で拭いて、ごまかしていたけど、きれいになってなくて発見したことがあった。自分でわかっているのだから、ちゃんと言ってほしいのに。
  朝から、疲れてしまった。
 
 

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