「うつ」のあとは

 先週から、母は完全に「うつ」ではなくなり、毎朝7時まえには、起きて、そのあとも、スムーズだ。ただ、すこし幻聴に反応する回数が増えていた。
 今朝、家族がまだ起きてないうちに、母が一番に起きて、一階の食堂でお皿を出している音が聞こえた。そのあと、なんか「騒いでいる声」が聞こえた。
 はじめ、私は、通行人がそとで大声でなにかしゃべっているのかなと思っていたが、下から声が聞こえ、ばたばたと足音も聞こえるので、「母だ」と確信した。
 すぐに、おりていくと、私が近づいていても、それに気づかずに誰かと大きな声で話しをしている。怒っているのではないが、夢中でなにかしゃべっていて、内容はよくわからない。足をばたばたさせ、踊っているようだった。
 まだ、朝の精神科の薬を飲んでいないので、おそらく幻聴のせいだろう。
 「声が大きいわよ」と母に言うと、私のほうをふりむいて、やっと気がついた様子。
 「なにも、話をしていないよ」という。本人は、いままでやっていることを忘れているかのようだ。以前は、うそをついているのだと思っていたが、どうもそうではないらしい。
  幻聴に夢中になると、その間にしていることも、覚えていないのだ。
  だから、錯乱状態になると、完全にその間の記憶がなくなる。まわりは、あれほど派手にいろんな行動をしているのに、どうして覚えないのか、信じられないのである。ただ、たとえば、自分が壊してしまったものをみると、「また、やってしまったのね」ということは、言うが、記憶のないことに対してわびるのだから、本当は気の毒でもある。自分で自分をコントロールできないということは、大変なことなのだ。
  今朝は、すぐに自分を取り戻したので、たいしたことはなかった。やはり、今の精神薬はすばらしい。まわりに言われて、すぐに自分でコントロールできるようではあれば、大丈夫なのだ。

 
 

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://keikamaru.blog35.fc2.com/tb.php/97-ab524005