[訪問看護記8/9]
台風7号の影響で、朝から雨でまた蒸し暑かった。そのせいか、母は朝からぼーとしていた。
ただ、ヘルパーさんが昼ごろ来たときは、元気だったとのことで、いやがらずに、いっしょに近くのコンビニにも買物に出かけたという。
今日は、看護士さんとしばらく、母の毎日の生活習慣について、相談した。
この暑いのに、毎日下着を取り替えない。自分の部屋の片付け、脱いだ服を畳むことや、洗濯物を出すことも、言わなければやらない。最近、体のほうも、動くようになって、精神的にも安定しているので、なんとか自分の身の回りのことに関心をもつようにしたい。
私が、すべてやってあげることは、簡単なのだが、このままいくと、ほんとうに「生活感覚」がなくなるのではないか。
看護士さんも、英語をやってみたり、母を図書室に連れていったり、いろいろとしてくれているのは、「ひきこもり」状態を少しでもよくしたいと思っているからだ。
私の話を聞いて、看護士さんは、「いつも、部屋がきちんとされているので、ご本人がやってらっしゃるのだとばかり思っていました」と言って、「これから、声をかけていこうと思います」とのこと。
本当ならば、ヘルパーさんと一緒に掃除をしたりしながら、生活感覚を取り戻してほしかったが、母に聞くと、今のヘルパーさんも全部やってしまうらしい。私でも、なかなか動かない母といっしょに部屋を片づけるのは、私ひとりでやるよりも二倍疲れるので、もう無理はいわないつもりだ。
母とは、相性がよい看護士さんだから、何でも話せるのでほんとうに助かっている。また、本来ならば、「私の仕事ではない」と言われても仕方ない事なのに、やはり、精神障害者のことがわかっている看護士さんでよかった。
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