ケアスタッフとのミーティング



  25日の午後、ケアマネさんの呼びかけで、介護ヘルパー、訪問看護、ディサービスからそれぞれ一名以上が集まり、我が家でミーティングを行った。
  最近は、半年ごとにやるようになったのかなと思った。

  私は、ディサービスの方に、いろいろと母の様子をうかがった。最近、前かがみになっている姿勢のことなどを話すと、それは、ディでもなるべく気をつけているとのこと。
  午前中、機能訓練で一時間ぐらい体操などをこなす母は、たいへん熱心でまじめだということだ。
  また、午後いろいろな活動をするときも、よくスタッフの話を聞いているらしい。
  それにしては、母が帰宅してから、「今日、なにがあったの?」と聞くと、ずれがある。たとえば、連絡帳では、「午後は、みなさんと楽しく音楽を聴いていました」と書いてあるので聞いてみると、思い出せないとのこと。また、「みんなと、夏祭りの飾りつけをしました」のときは、とても細かに作業の様子を話したりする。
  だから、スタッフから見た感じと、母の受け止め方には、ギャップがあるのではないかと言った。そういうことは、やはり、ミーティングしてよかったことだ。

  ヘルパーとは、ようやく仲良くできるようになったが、いつも同じヘルパーだと、そのヘルパーが休みをとれなくなるので、交代要員を提案された。いちおう、慣れるまで、職員が同伴してくれるのなら、と条件付で了承した。そうしないと、また、私が母のことについて、一から説明したり、指示を出さなければならないからだ。

  訪問看護のほうは、学生のほうは、連れてこないことにしてくれた。とはいえ、看護も交代要員がないと、対応できなくなるので、それは、了承した。看護士ならば、母の病気については、知識があるので、それほど心配はない。

  今の課題は、母の前屈についてだ。食事のときまで、口を皿にくっつけるようにして、頭をさげて食べるので、たいへんだ。毎日、マッサージしたり、体操したりしているが、ディや訪問看護のほうも、協力してくれるようにお願いした。

  先日、内科クリニックで母の健診の結果、少し貧血ぎみなので、鉄剤が処方された。
  問題は、お昼だ。母の場合、偏食なので、「やはりな」と思った。とはいえ、糖尿なので、ばか食いをされると困るし、好きなだけ食べていいとも言えない。
  これから、夕食のメニューも検討しないと。
 
 

看護学生の受け入れ



  去年、うちの訪問看護のほうでは、看護学生の実習の受け入れをしはじめた。
  うちも、頼まれて、当時の看護士さんも、母によくしてくれたので、感謝の意味もあり、何回か受け入れた。
  訪問看護の際に、学生さんも同席して、いっしょに看護をするというものだ。
  はじめは、回数もすくなく、間隔もあったのに、いつのまにか、どんどん多くなった。
学生さんも、単位をとるのに、実習先をさがすのが、大変なのだということも聞いたし、「仕方ないかな」と思っていた。
  なにしろ、当時の看護士さんは、母とはコミュニケーションがとれていて、私よりも、看護士さんの話を聞くぐらいだったからだ。
  その看護士さんが、去年の夏にやめられ、後任の人が来た。やはり、思ったとおり、母は、なかなか心を開かない。また、私も、はじめは、早くなじめるように、いろいろと家庭での様子などを話していたが、どうも、前の方とは、違って、わかっていない様子だった。
  そういう状態なので、「当分は、学生の受け入れは遠慮します」と申し入れた。その人も、「自分も、まだ慣れないので、そうします」と言った。

  あれから、半年以上たち、母とは、前よりもなじんだが、やはり、距離があるようだった。
  そんな状況で、今週の訪問の際、帰り際「今度、学生さんを連れてこようと思っているのですが」という。
  私は、内心「むり」と思い、「母が下ばかり向いていて、とても、交流できないと思う」とやんわりと、断った。ところが、向こうは、「わかりました。学生さんに聞いてみます」といって、帰っていった。
  「どういう意味なんだろう?」と考えこんでしまった。学生さんの意向が優先なのか?こちらは、「だめよ」と言っているのに、わかってないなと思った。
  誤解されたままだと、来週「学生がいいと言った」として、連れてこられたら困る。
  それで、今日、訪問看護ステーションあてに、メールを送り、きちんと「お断り」をした。

  最近、介護サービスのために、こちらがサービスしなくてはならないことに、矛盾を感じているところだ。
  母は、相変わらずなので、毎日、私は、いっしょに体操をし、背中をマッサージしたりしている。おかげで、母のむくみは、解消した。
こういう話をしたら、「家族がこんなにしてくれて、幸せね」と母に言っていたが、看護はそういう感想しかないのかと思った。こちらの負担は、増すばかりなのに。
 
 

背骨が曲がっている



  以前から、気になっていたが、やはり、母の背骨は曲がっている。
  少し前まで、まだ、立っているときに、背を伸ばすことが出来たのに、それも、今はしんどいらしい。だから、立っていても、頭は下を向いてしまう。

  壁にかかっている時計を見るときも、まず首を横にして、上を向いて見る。つまり、まっすぐに頭を上げてられないらしい。

  毎日、部屋にいるときは、正座で坐っていても、目は常に下を向いている。外の景色も見ないから、どんどん背が曲がる。
  もう、この数ヶ月、ほとんど毎日、見るたびに、「頭をあげて」といい続けた。いろいろと話もした。体に悪いことも。その都度、「わかった」といい、ほんの数分すると、もとのもくあみだ。

  「どうすれば、いいのか」看護とも相談したが、まったくいいアイデアはない。その上、私以上に、看護のほうは、母には遠慮がちになっているので、注意しても効果なし。
  母の場合、自発的にこうする。ということが、出来ない。まわりがなにか妙案を思いつかないとだめだ。
  たとえば、「私がいなくても、頭をさげてばかりはだめよと、思い出してね」と頼んでいても、まったく覚えていない。
  
  それで、今は、一日一回は、母と背中伸ばしの体操をする。ソファに坐って、首を背もたれに倒し、背筋を伸ばすのを、数分間やってみる。
  その姿勢を「覚えて」もらって、普段でも、下を向かずに、坐ったときにそうしてもらう。
  今のところ、私がいるときだけだが、ぜんぜんなにもしないよりは、いいらしい。
  本人も、背中を伸ばすほうが、気持いいと認識すれば、少しずつ、一人でもやるかもしれない。何ヶ月か、かかるが。

  昨日、ケアマネさんから、今月、ディサービスと看護と、みんなで、家でミーティングしたいという申し入れがあったので、了承したが、以前にもやったが、たいして効果はないと思う。結局、家族が動かないとなにもできないと思うから。
 
 

瞼のむくみがひんぱんにある


  以前は、たまにしか、瞼のむくみがなかったのに、この頃、目立ってきた。
  「むくみ」自体は、糖尿病の薬アクトスによるもので、足などにはあったが、瞼まで現れることは、あまりなかった。
  初夏に入り、むし暑くなるので、ますます気をつけなければならない。

  利尿作用のあるお茶や、瓜類の野菜を多くとるようにしょうと思っているが、本人が、水分を自発的にはとれないのが、難点だ。
  その上、またもや、お風呂は、いつも二時間も入っていて、呼びにいくまで出てこない。呼びにいっても、「なぜ、もう風呂を出なくてはならないのか」理解できない。
  以前は、反抗までされて、毎晩憂鬱な気分で、それでも、母を呼びに言ってた。
  だが、精神薬の減量後は、物分りが以前よりも良くなり、あまり抵抗しなくなった。なんとなく、長く入りすぎたらしいということは、理解しているらしい。

  あとは、「頭を下げている姿勢」を認識してもらうのが、一番のテーマだ。
  立っていても、坐っていても、下を向いている。当然、背中も曲がるし、頭への血流もわるくなる。説得すると、「わかった」といい、数分すると、また、もとのまま。
  私と夫の二名が、気付いては、促すものの、そのほかの人の言うことは、聞かないし。

  訪問看護のほうも、どうも、母とはコミュニケーションは、うまくとれていないらしい。
  一応、いろいろと話かけてはいるものの、母は、ただ、相手にあわせて、わかったという態度を示しているだけで、あとで、「なにを話したの?」と聞いても、「覚えてない」という返事が返ってくるだけだ。
  この場合、なにも、伝えていないと同じことだ。

  私の方は、なるべく、時間の空いたときに、母と体操をしているが、なんだか、自分が介護サービスをしているのと変わらない状況だ。
  ディサービスでも、母には、姿勢のことも考慮して体操をしてもらうようにお願いしている。
  ただ、看護士のほうは、母がちゃんと歩けないと思うと、すぐに切り上げて、戻ってきてしまう。私からすれば、母の場合は、運動不足だから、もう少し歩かないとだめではないかと思うが。
  いまでは、ヘルパーさんのほうが、慣れてくれて、いっしょに部屋の掃除や、そのあと、近くのコンビニまでの往復歩行もきちんとしてくれている。
  正直言って、こんなに個人差があるとは、思わなかった。

庭のホタルブクロ

 
 

精神薬の影響



  28日は、精神科の受診日なので、母といっしょに病院へ行った。
  主治医には、この一ヶ月の様子を伝えた。禁断症状のことも。
  先生は、「手の指を広げて、見せてください」といった。母の手は、すこし振るえがあった。
  「リスパダールという薬は、ふつうあまり副作用がないほうなのですし、振るえをとめるタスモリンも服用しているので、個人差でしょうかね」
   私は、禁断症状のひどいころよりは、ずっとよくなっていますと言った。先生は、尚「0.5mg減らしただけで」と少し納得できない様子でもあった。
   母の場合は、高齢者ということもあるのではないかと思った。一般的には、こんなに禁断症状は出ないのかもしれない。
   とはいえ、「意識のほうは、前よりもよくなっています」というと、それでは、このまま続けましょうということになった。

   母のほうは、相変わらず、毎日頭を下げた姿勢のままでいる。歩くときも、バランスがわるい。
   とはいえ、私とは、いろいろな体操がちゃんと出来ている。これが、不思議で仕方ない。
   前に、ケアマネさんが、母のような手足の動きは、パーキンソン病にも似ているとぃってたが、家庭の医学の本をよむと、母のように出来たり出来なかったりは、ないのではないかと思った。
   また、タスモリンという薬は、パーキンソン病にも処方される。精神薬の副作用として、振るえが出るからだ。
   母がはじめてリスパダールを飲んでから、二年ぐらいたった。そのころと今とでは、統合失調症そのものは、よくなっている。ただ、手足の動きは、やはり、緩慢だ。だから、間違いなく精神薬の影響と思う。

  また、あのころよりも、内科で糖尿病の薬や水虫の内服薬も飲んでいる。そういうものの影響がなくはない。
  最近、どうも、訪問看護のほうとは、前任者のようにコミュニケーションがとれていない感じがする。母は、正直で、そういうときは、訪問日も覚えていない。同じ日のヘルパーさんのことは、しっかり覚えている。それで、両者の関係がわかる。
  ディサービスは、楽しそうに語るので、安心している。
  私も、当分、母とは、体操を欠かせない。